- 2002年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

県内有力画廊で組織する
群馬美術クラブ・アートスタンプラリー参加
<進化する二人の造形表現・2002年企画PART5>

小林和史・展

勝水喜一・展


−INSTALLATION−

2002年6月15日[土]―30日[日]
10:00AM−7:00PM(火曜休廊)

 
   
写実造形作家として、ペーパークラフトによる細密の昆虫造形作品や
近年、映像作家、細密彫刻家としても数々の国際賞を受賞、活躍する小林和史氏と
木工造形作家として木工作品を美術作品まで昇華する造形力の高い作品で
同じく数多くの賞を受賞する勝水喜一氏による新作展です。
今回は特にギャラリー空間を意識したインスタレーションを試みます。
小林氏の今回の作品の一つは、「生」と「死」を意味する菊の花の造形作品。
「生」は象牙で細密彫刻された花びら、木彫彩色の葉、銅線に漆で彩色した茎と根。
「死」を意味する枯れた花びらは黒檀(こくたん)で細密彫刻。
その他ライフワークであるペーパークラフトによる、
まるで生きているかのような昆虫造形作品が空間に緊張感を与えます。
勝水氏は北海道阿寒の木材にこだわり、通常廃材とされてしまう木材を
独自の技術で究極まで乾燥。
その木の持つ「くせ」や「魅力」を引き出しながら
洗練された造形力によって造形された「台」や
日本古来の手法によって組上げられた椅子などが小林氏の作品とコラボレートします。

   
小林和史 (Kazushi Kobayashi)
小林和志
「Non Title」アイボリー、木、銅、漆 2002
   
 略歴
1960年 東京生まれ
1982年 文化服装学院卒業後渡仏
1983年 三宅デザイン事務所入社
イッセイ・ミヤケパリコレクション及びライセンスデザイナー
1988年 独立ジャンルを越えた創作活動開始
1997年 個展 (名古屋・古川美術館)
1998年 個展 (サンクリノ美術館・熱海)
2001年 第23回東京ビデオフェスティバル・ゴールド賞/
ぴあフィルムフェスティバルPFF準グランプリ受賞 (株)IMAGIKAより技術賞/
第24回日本の象牙彫刻展・上野の森美術館賞受賞/
スウェーデン・日本国際美術展(埼玉県立近代美術館)
2002年 Santa Fe Short Film Festival 審査員奨励賞

【個展】 軽井沢日動画廊/銀座A.Cギャラリー/パルコギャラリー/前橋画廊翠巒他
【主な受賞歴】 日本ファッションコンテスト・森英恵賞/装苑賞・日本テレビ賞他多数
【他の活動】 竹久源造(舞台)衣装担当/岩城朋ダンスリサイタル(演出・衣装・映像)他

   
勝水喜一 (Kazushi Kobayashi)
   
 略歴
1959年 東京造形大学デザイン科卒業
1989年 岐阜県立高山技能専門学校建築家入校
1993年 北海道阿寒町に麓工房設立
1996年 札幌芸術の森クラフト全国公募展・金賞受賞
1997年 北の生活産業デザインコンペティション'97・銅賞受賞
1998年 暮らしの中の椅子展入選
1999年 「椅子という名のオブジェ展」アネックス・スイラン
2000年 「さわる。すわる。椅子×机。−触座−」坂倉準三メモリアルギャラリー
2001年 「京橋界隈展・勝水喜一」ギャラリーアートもりもと
その他個展グループ展多数

>>>画廊翠巒TOP

Copyright © 2001 SUIRAN. All rights reserved.