- 2002年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)
<回想の風景―木版画・油画・2002年企画PART8>
難波多輝子・展
―RETROSPECTION−
回 想
2002年9月7日(土)−15日(日)
10:30AM−7:00PM(火曜休廊)
Takiko Nanba
「回想―ミズベニツイテ」
木版画
18×24.7cm ed.30 2002
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回想の風景―木版画・油画
1997年にも木版画とタブローによる作品を発表して以来、5年ぶりの個展を開催します。
難波は、京都生まれ。東京造形大学デザイン科を卒業。現在の夫である、彫刻家丸尾康弘と共に友人の誘いで群馬に居を構えます。大学在籍以来制作を続けるファ
イバーア―ト(繊維による造形)による作品を発表し、代表的な若手作家として数多
くの展覧会に招待出品をするなど、一定の評価を受けてきました。
しかし、子育てと共に本格的な創作活動の一時休止。そして子供のアトピー性アレルギーにより、これまで制作の中心であった、羊毛を紡ぎ、染色し織ることで成立するファイバーアート作品の制作を中止することとなりました。
試行錯誤の上あらたなる創作活動の手段として木版画に出会い、その制作を開始。後、環境の変化を求め住居兼アトリエを桐生市に移し、新境地による木版画、油画の新作約20点を発表致します。
難波の作品には、彼女自身がいつか見た回想の風景が、美しい透明感のある色彩と
詩的な形象で表現され、どこか懐かしく、吸い込まれるような奥深さを持ち、心のざわつきを静めてくれる優しさが、観る者を不思議な気持ちに誘うようです。
本展では、木版画による新作と近作13点、油画8点の21点をご高覧頂きます。
どうぞご来廊の上、実際の作品に接して下さい。
略歴
1960年
京都に生まれる
1984年
東京造形大学デザイン科卒業後同大助手
1985年
かやぬまシンポジウム参加(釧路)
1986年
群馬青年美術展(群馬県立近代美術館)同’90年
1991年
1991年 15th206展(麻布美術工芸館・東京)同’94’95
冬季煥乎堂創作美術展〜’95
1992年
1992年 中乃沢美術館常設展示(群馬)〜’93
1993年
「中乃沢派」展(中乃沢美術館/群馬)同’95
1999年
春陽会展(東京都美術館)同’00
2000年
2000年 第1回現代版画の表現展(画廊翠巒)
【個 展】 なびす画廊(銀座)・画廊翠巒(前橋)・中乃沢美術館(群馬)他
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