それぞれの画風を確立し、日本の洋画壇で活躍する人気作家四人の新作によるグループ展を開催致します。
井手尾氏は、一昨年昭和会展で優秀賞を受賞し、現在大活躍の若手作家。
装飾的な画面をテンペラ、金箔、油彩の混合技法でうさぎ、鳥、魚など大胆な構図でドラマチックな世界を描きます。
北条氏は、「油彩で描く」や「油絵の風景テクニック」などの著書で知られる人気作家。
光と影のコントラストが美しい正統派油彩技法で風景、人物を描き出します。
南田氏は、スペイン写実主義を習得しながら、日本の絵画概念を取り入れた洗練された独自の空間表現で、花や静物画の世界で表現します。
山内氏は、祖父に巨匠・里見勝蔵氏をもち、パリエコールデボーザールで学び、色彩
概念を巧みに操りながら極限の緊張と気品を静物や風景描写で表現します。
本展では、各作家大作1点、小品4〜5点を展示、ご高覧頂きます。 |