- 2002年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)
【11 月】
■11.2−11.10
下山直紀・展
【12 月】
■12.7−12.15
岡田まりゑ・展
- 2003年企画展予定 -
【1 月】
■1.18−1.26
久保繁造・展
【2 月】
■2.15−2.23
平井素子・展
2002年企画PART10
<擬態化する造形―木造彫刻>
下山直紀・展
―M I M I C R Y−
2002年11月 2日(土)−10日(日)
10:30AM−7:00PM(火曜休廊)
前橋市出身で期待の若手彫刻家、下山直紀の初個展を開催致します。
下山直紀は、多摩美術大学大学院在学中の1999年、二科会彫刻部門に木造彫刻による作品を出品、その年の最高賞・特待を受賞(二科賞該当者無し)し、期待の新人として脚光をあびました。
洋の東西を問わず古くから神話やおとぎ話、現代ではでアニメーションなどに登場する、人間化した動物たち、更には、動物化した植物(植物化した動物?)例えば、植物の茎の先に開くのは花ではなく、犬だったり・・・。その多くは平面世界の中で過去の歴史上で表象され続けてきました。
そして、彼は木彫彩色という手法で、三次元の世界を通して現代を映す具現体としてこれらを表現してると思います。
本展では、そんな下山直紀の制作テーマを「擬態―MIMICRY」という言葉に象徴化し、彼の不思議な擬態化造形の世界をご高覧頂きます。
下山直紀 -Shimoyama Naoki -
森は一日として昨日と変わらぬことはない。人間には同じだろうが、動物の鼻は、毎日自然の脅威を感じている。
今日私達の感覚が、人間と大自然をつなげる回路を接続させる術を失ってしまった。
しかし、古代のような人間と自然との親戚付き合いを再び取り戻すことで人類自身の、破滅に向かって突き進んでいく速度を緩めることが出来るのではないだろうかと思う。
私は、木彫を通じて、動物たちと自然の関わりを自分自身の感じた、言葉に出来ない物語をかたちにし、全ての生命の感情のコミュニケーションを伝えることができればと思い制作している。
1972年
群馬県前橋市に生まれる
1998年
多摩美術大学彫刻科卒業
第83回二科展初出品初入選(東京都美術館)以後毎年
1999年
第84回二科展特待受賞
2000年
多摩美術大学大学院彫刻科修了
春季二科展出品(銀座松坂屋)
ほっとファイブタウン・ストリートアート展(小田原市)
2001年
アートの森・ひかりと風とユニークな木々の面々(小田原市)
群馬青年美術展(群馬県立近代美術館)
第16回国民文化祭・ぐんま2001彫刻展(館林三の丸芸術ホール)
「パブリックアート」
二の堰親水公園(山形寒河江市)・ダイアパレス桜ヶ丘マンション(大和市)
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