- 2007年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

<記憶の底にある形象―銅版画の世界・2007年画廊企画PART7>

有地好登・展

− 存在の不確実 −

2007年10月13日[土]―21[日](火曜休廊)
AM10:30―PM7:00

日本大学芸術学部教授で版画家として活躍する有地好登氏による個展を開催致します。
当画廊では約25年ぶりの開催となります。
有地氏は数々の国際版画コンクールに受賞され、大英博物館など主要な美術館にその作品が収蔵されるなど大変活躍をされています。
本展は、−存在の不確実 −と題し、抽象形態と具象による断片を組み合わせ、独自の絵画表現を築いてきた銅版画による表現の世界です。
あまり多くの作家は手がない、技術的にも大変高度な多版多色刷り銅版画をベースに制作され、エンボス(凹凸摺り)、リトグラフなどの技法を併用しながら、自ら手漉きにより制作されるオリジナル版画紙によって、その表情は複雑な表現を可能にしています。
本展では、本年、第2回ミッシェル・シリー国際版画賞展にて審査員賞を受賞された作品を含め、約30点を皆様にご高覧いただきます。作家も来廊予定ですが、日時の確認は画廊suiran@suiran.comまでお願いいたします。