第一志望のムサビの合格を知ったとき、喜びを感じたものの、全然スッキリしなかった。 この一年間の浪人を振り返ると夏以降の私の調子は散々だった。良い作品を作らなければいけないという意識が強過ぎて、楽しんで作品を作ることを忘れてしまっていたし、楽しく作る必要などないと思うようになっていた。作品を作ることに対しての大事な部分が欠けていて、出来上がる作品も中途半端なものばかり、毎日のように苛立ちを感じていた。そのうち、自分には作りたい作品がないことに気付き心が折れそうになったけれども、大学に落ちるのは情けないという変なプライドでやり続けた。結果的に受かったものの、結局、私は自分で納得できる作品など作れず浪人が終わり、受験でも納得できる作品が作れなかった。 今、大学に通っているのは、自分が納得できる作品を作らないと気がすまないという気持ちと、やっぱり美術やデザインが好きだという気持ちがあるからだ。そして、この気持ちを大切にしなきゃいけないと思う。これから受験する人達も作品を作っていて辛いときが絶対にあると思うけれど、「好き」とか「楽しい」という気持ちを大事にして、自分を信じて作品を作って欲しいです。そうすれば自ずと結果はついてくると思います!
私はずっと、志望していたグラフィック系の学科へ入るための勉強をしていましたが、受験の結果、第一志望のグラフィック系にはかすりもせず、併願した工芸工業デザイン学科に合格しました。しかし、悔しさや悲しさはあまり無く、受かったことへの嬉しさの方がずっと大きなものでした。今思うと私には「何が何でも受かってやる!」という気持ちが少なかったのかもしれません。しかし、工デも私にとって行きたい学科の一つであったことは事実だし、だから素直に喜べたのだと思います。そして、行きたい大学や学科を見つけるためにもオープンキャンパスなどに行ってみるのは大事だと思いました。もう一つとても大事だったのが、学科で、私は高1と高2の間に勉強をさぼった事を3年になって本当に後悔しました。すいらんで絵を学び、学校と家ではしっかり勉強(特に英語)というけじめが必要なのだと思います。これから悩む事も多々あると思いますが頑張ってください。
私は先輩からすいらんを紹介してもらい高3から通い始めました。正直あの頃はまさか自分が合格者体験談を書くとは思ってもいませんでした。なぜなら、わずか1年で受験レベルに到達するのは無理と考えていたからです。さらに、私の場合、夏まで部活動があったので、その分すいらんで過ごす時間が削られたからです。部活とすいらんとの両立、わずか1年という不安から涙したり、時には親と喧嘩することもありました。しかし、すいらんの仲間たちや先生の励ましでここまでくることができました。 私は美術に携わる者としては、まだまだ未熟です。しかし、美術に対する向上心は誰にも負けません。「ネバーギブアップ」それがこの1年間で学んだことです。そしてこのことを気付かせてくれたのはすいらんです。今思えば、あの過密スケジュールを1年間も続けられたのもそのおかげだと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。
私は高2の夏に初めて無料体験を受け、高3の4月からはデザイン・工芸科で学んでいました。私は最後までデザインの勉強ができればいい、と不真面目ともいえる気持ちでいました。そんな私でもこうして大学に合格できたのは、先生方の熱心で細やかな指導によって、自分でも気付かないうちに力がついていったからだと思います。 それでも、まだまだ未熟なので偉そうなことは何も言えません。ただ、すいらんに通って自分が何故美術の世界で生きたいか真剣に考えるようになりました。 同じような志を持つ人達に囲まれて学び、強い刺激を受けました。受験のための技能のみならず、以後に通ずる心掛けも学ぶことができました。 すいらんで学んだことはこの先ずっと忘れないだろうと思います。一年間ありがとうございました。これからも頑張ります。あと病気とケガには気をつけます。
私は、高2の秋頃からすいらんに通い始めました。 デッサンはもちろんのこと、色彩構成も全くやったことが無く、美大受験がどんなものなのか、ということも解らない状態でのスタートでした。 入試直前は、どんなに描いても自分の作品に納得がいかず、不安が募りました。 しかし、短いながらも今まで積み重ねてきた技術を信じ、課題に取り組みました。 すいらんでの友達の励ましも、不安な自分を支えてくれました。 美大入試は何日かに渡ってあることが殆どなので、気持ちを切り替えて毎日の課題に挑むことを心掛けました。 今では、受験というのは、「努力は無駄では無いこと」「諦めず頑張ること」を学べる良い機会だったのだと、身を持って感じます。
わたしは高3の春からすいらんに通い始めました。それまでデッサンをしたことがなかったので、みんながバリバリ描いているのを見て「完全に出遅れた\(^o^)/」と思いました。そんなこんなでアワアワしていたら夏期講習が終わり、冬期講習が終わり、直前講習をむかえました。 直前講習は最初は調子がよくて自分でもびっくりしていたのですが、ムサビの入試1週間前に不安と焦りでまともなデッサンができなくなってしまいました。先生に「デッサン描けないです!どうしたらいいですか?」と相談したら「もう描きまくるしかないよ。焦ってるからだよ、本番焦ったら落ちるよ。」と直球で言われたので気合いを入れ直してすいらんでも家でも描きまくりました。本番で何度か焦りかけましたがトイレに行くふりをしてそのへんをうろうろしてごまかしました。 色々ありましたが、無事合格することができました。すいらんはアット ホームで面倒見もいいし、あんまりガツガツしてなくてよいと思います。ただ、人によって弱点が違うので、すいらんに任せっきりにしないで家で自主的にやることも必要だと思います。私は家では、クロッキーをしたりちっちゃい平面をしたりしました。年越しクロッキーは一人で盛り上がってやりました。私のようにちょっと出遅れたと思っている人も頑張ればなんとかなるので諦めないで下さい。
以下、試験前夜の武本君の頭の中
武本A:あ~明日試験か・・・同B:あっ、明日チャンピオンの発売日だ!
同C:夜空の色って黒じゃないよね
同D:空はどうして青いのか
同E:戦え!何を!?人生を!
同F:一切衆生悉有仏性
同G:空から可愛い女の子が降ってこないかな
同H:あばばばばばばばばば
同I:試験?・・・明日?まあなんとかなるだろ
こんなボンクラでもすいらんで頑張ったから合格できました!本当に有難う!!
受験を終え、キャンパスライフを満喫している今日この頃。受験期の自分が懐かしく思われます。 『美大に行きたい。』そんな思いを抱いてすいらんに飛び込んだのは高3の夏。 『実技なんてやったことないけど大丈夫。』なんて安易な考えはすぐに消えた。 すいらんの猛者達に実力差をまざまざと見せつけられ、『本当に間に合うのか?』という不安でいっぱいになった。そんな時、先生の『受かるからやるんだよ。』という言葉に勇気を貰った。気合いを入れ直して取り組んだ。 結果はすぐには出てこなかったが、『絶対受かる。』と自分に言い聞かせていた。不安はなかった。 試験当日、たくさんの人がいたが、緊張はなかった。試験がすごく楽しく感じられた。誰にも負ける気がしなかった。気合いが僕に勢いをくれた。そして、最高の結果となって僕の前に現れた。 何事においても一番大切なのは気合いだ。 さて、誰にも負けない気合いを持って突き進むとしよう。
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