群馬県/フランス美大留学予備校・芸大受験・美大受験・子どもから社会人の為の美術学校・画廊/すいらん



2013画廊企画PART6
大島由起子 展
- 目には見えないもの -


2013年9月21日[土]―29日[日]
am10:30-pm7:00 (火曜休廊)



「はな」 黒御影石 680×650×300mm 2013

生まれが大阪、と思いつつ話を聞くと父親が前橋出身の転勤族。

親戚も前橋などに多く・・・なるほど大島だものな・・・と妙な納得をしてしまいつつ、そんな作家が彫り出すもの・・・。

大島由起子は石という素材から、実に原初的な形象を探し彫り出し続けるのだと思う。

かつて人が「モノ」の形から2次元の「文字」を生み出したように、石をある意味を持つ三次元の形象に置き換える。 しかしそれは一文字と言うより、もっと連続した意味。

熟語や短文とでも言うような、ある「意味のようなもの」を探し出し、石という硬質な物質が何故か柔らかく私達に語りかける。

それはまるで一コマの形象体とでも言うのかもうしれない。 しかしそこには、目に見える以上の「目には見えない」ある意味を伝達する形象が存在するのだと思う。

画廊主 梅津宏規


「こゆび」 黒御影石 2013 300×950×300mm


「おやゆび」黒御影石 2013 300×1200×420mm



「せなか」黒御影石 2013 700×1450×450mm



「Non titre」

黒御影石 2013




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