「跡」160X160x665mm 紙、顔料、樹脂、糸、金属他 2012
2005年に開催以来9年ぶりの小林和史による個展を開催します。 小林和史は、三宅一生のアシスタントデザイナーとしてパリコレクション、空間演出ライセンスデザインの仕事に携わったのち独立、総合的な芸術表現を目指し独自のジャンルを築いてきました。「自然」や「身体性」をテーマにしたコスチュームデザイン、空間演出、舞台、映像、CM等のトータルデザインを手掛けています。 また、様々なジャンルで数多くの賞を受賞する傍ら、幼いころから制作を続ける、昆虫の写実像を一枚の紙から切り出し、立体化し彩色し、昆虫学的にも正しい造形作品による表現活動を続けており、-造形昆虫思考―と題した今回は、ドイツやベルギーでの個展で発表した作品を含め新たな作品を加え、驚くほど精密で昆虫生態も知り尽くしたセンスとデザイン力の優れた氏の昆虫造形の世界をご高覧いただきます。
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画廊主 梅津宏規 |
昆虫とは、其々が幽遠なる自然の化身です。自然の全ての要素が、ありのままに封じ込まれているのです。 僕はただ、それらを感じ、自身の体を通して表現しているだけなのです…
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小林和史 |
「理」 |
「縁」 |
「喜」 |
「哀」 |
「雨」 |
>小林和史 KOBAYASHI Kazushi
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